自助・共助・公助

 東日本大震災を経験された方には、防災の考え方として広く周知されたことですが、その起源は上杉鷹山公の「三助の実践」が始まりとか。未曾有のコロナ禍にこの精神・考え方を活かし、今一度ご自分の足元を見渡してみましょう。
 今の状況で、国・都道府県・市町村の支援を受けるのは必然であり積極的に活用すべきですが、公助のみならず自助と共助も共に考えてみましょう。「新たな日常」がどのようなものかは未だ判然とはしませんが、すでにオンライン診療やテレワーク、オンライン授業も始まっていますし、宅配が推奨されオンライン飲み会も盛り上がっています。また新たな商売の形態として「先めし」、「ドライブイン方式の野菜販売」、「一次産品の応援直販」等々工夫を凝らした自助努力も目立ち始めています。
 綺麗ごとで済ますつもりはありませんが、コロナ禍を事業変革の契機にするよう、もう一度自助と共助(地域、他業態による)を「IT」のキーワードで考えてみてはいかがでしょうか。

ブログ

前の記事

地域金融機関の存在
ブログ

次の記事

またぞろ「ヤミ金」